ピナクルズは、西オーストラリアのインド洋に面したナンバン国立公園内にある奇岩群。黄色い砂漠の中ににょきにょきと生えているように見える岩の光景で知られています。岩の高さは最大で3.5m。この岩は石灰岩でできていて、その正体は太古にこの土地が海底だった頃に堆積した貝殻。どうやってこのような塔の形になったのかは未だ解明されていないのだそうです。ピナクルズは、パースから訪れることができる人気旅行スポットの一つ。オーストラリア西海岸の他の見どころと合わせて日帰りで行くことができます。
公園内は徒歩で散策するのがおすすめ
国立公園内は車道が整備されていて、車で周ることもこともできます。でも、おすすめは徒歩で散策すること。しばらく歩くと、エリアごとに岩の形が違うことに気づきます。木のようにすらりとした岩が多い場所もあれば、ずんぐりとした岩が多い場所、岩の表面がなめらかな場所も荒い場所もありました。日帰りツアーだと公園内で過ごす時間は1時間でした不思議な空間を十分楽しむことができました。
パースからの道中にあるランセリン大砂丘
パースからの日帰りツアーに参加した場合、ナンバン国立公園のピナクルズの後にランセリン大砂丘に立ち寄ります。バスに揺られながら外を眺めていると、突然、白くて美しい形の砂丘が現れます。私が参加したツアーでは大砂丘に1時間強ほど立ち寄って、参加者はサンド・ボーディングをしたり、砂丘に沈む夕陽を眺めてから、パースへの帰途につきました。
アクセス:パースから190km、車で2.5-3時間。(私たちは、パース発の1日ツアーで訪れました。)
かかる時間:パースから往復を含めて1日。現地で過ごす時間はおそらく1-3時間。
旅のキーワード:自然、砂漠、奇岩群