ロンドン出張が決まった時、高校生の時に数か月間イギリスにいたという旦那さんから、「週末に時間があったら、郊外に行ってみて。ノスタルジックでいい感じの風景が見れるよ」とおすすめされました。色々迷って、選んだのはロンドンから電車で1時間半で行けるカンタベリー。初夏の晴れた日でした。
中世の雰囲気が残る街を散策
カンタベリーの駅を降りて少し歩くと、城壁があって、城壁の上は遊歩道になっています。街の中心に向かって遊歩道を進んで、城壁の中に入ると、素敵な街並みが広がってました。どの通りも可愛くて、絵本の中を歩いているみたい。
高級車ジャガーの販売店も、カンタベリーの街並み風のデザイン。
ブリューワリーも雰囲気があります。
街のアイコンのカンタベリー大聖堂
カンタベリーのアイコンの一つはカンタベリー大聖堂。イギリスのキリスト教の総本山で、敬虔な信者も訪れる教会だそうです。街のほとんどの場所から、街並みの中に大聖堂のタワーを見ることができます。
カンタベリー大聖堂の起源は6世紀に遡り、12世紀に今のゴシック調の建物になったそうです。その後、増築が繰り返されて、いろんなスタイルが混ざって複雑な外観になったのだとか。
大聖堂の内部は、高い天井とゴシック調の柱が特徴的で、雰囲気はとても厳か。とても広くて、隅々を見て回ると数時間かかりそうなくらいでした。
カンタベリーの街をもう少し散策
カンタベリーが有名なもう一つの理由は、14世紀後半の作家、ジェフリー・チョーサーが書いた傑作「カンタベリー物語」だそうです。そのお話を再現した黒い壁の博物館。そこを訪れた後は、しばらく街の中をぶらぶらして過ごしました。よいお天気のおかげもあって、気持ちいい週末の散策でした。
アクセス:ロンドンから電車で約1.5時間
かかる時間:ロンドンから日帰り。急ぎ足なら、現地で2-3時間過ごして半日で戻ることも可能かも。
旅のキーワード:ユネスコ世界遺産、ロンドン郊外、教会