旦那さんのバンコク出張にかこつけて、私も週末だけバンコク入り。土曜日には、お寺に行き、マッサージして、久しぶりにカオサンロードを歩いて相当楽しんで、日曜日はのんびりブランチをして週末を〆ることにしました。
選んだお店は、ISSAYA SIAMESE CLUB。ネットでいろいろ調べたのち、決め手は、いろんなブログが「クラッシックだけど現代風にアレンジされている美味しいタイ料理」と絶賛していたこと、材料にこだわっていて幾つかのハーブは敷地内で育てていること、そしてミーハーですがとにかくインスタ映えするビジュアルが多かったこと、でした。
緑でいっぱいの敷地。一角には、オーガニックのハーブ園。
ISSAYAというのは、タイ語で「雨季」を意味するそうです。その言葉通り、レストランの敷地内は緑でうっそうとしていました。ノスタルジックな雰囲気がありつつ、今っぽくておしゃれです。
屋外テーブルの奥には、キッチンガーデンがあって複数のハーブが育てられています。
どれも美味しそうで、選ぶのに30分かかった鬼メニュー。
いいレストランでやらずにはいられないこと。それはメニューの一語一句を読むこと。このお店のメニューには興味をそそられる料理が多すぎて、本当に本当に食べてみたいものだけを選ぶのに30分かかりました笑!
ひとつめの前菜は、バナナの花のサラダ。歯ごたえがいいシャロットと香ばしく炒めたピーナッツが、甘いチリソースで和えてあります。美味しかったです。東南アジアの焼き鳥・サテーが好きなら、きっと好きな味です。
安定のポメロ・サラダ
ふたつめの前菜は、ポメロ・サラダ。ポメロというのは、インドシナ半島でよく見かける酸っぱくないグレープフルーツみたいな果物。このポメロをふんだんにつかったサラダが、ポメロ・サラダ。タイのレストランでポメロ・サラダがあったら必ず頼んでしまう私たちは、今日も迷わずオーダーしました。ひとつめの前菜と違って、こちらはクラッシックな味。満足でした。
この日のハイライト、ラムシャンク。
このMUSSAMUN GAEが、この日の一番のハイライトでした。ラムシャンクを、レッドカレー風味でほろほろになるまで煮たシチュー。ラム肉がレッドカレーの味と驚くほどよく合っていました。シナモン、カルダモン、コリアンダーといったスパイスの香りがそれぞれ際立っていて「お見事!」でした。
オッソ・ブーコとベジ
イタリア料理の牡牛の骨付きすね肉の煮込み料理、オッソ・ブーコ。これをチェンマイ風のカレーソースで煮込んで、エッグ・ヌードルと一緒にいただく、というタイと西洋のフュージョン料理。テーブルにて、熱々のカレーソースをオッソ・ブーコに注ぐというデモンストレーション付き。
ラム肉のカレーとすね肉の煮込み料理という、わりと重ためなメインコースの後に、追加で野菜料理をオーダーしました。苦味があるほうれん草のようなお野菜で、重ためのコースの合間ということもあって、とても美味しかったです。
お腹はいっぱいだけどデザート
デザートは別腹、というのはいつでも真実。タイで絶対に頼んでしまう料理の一つ、カオニャオマムアン。このレストランでは、マンゴー色のチョコレートを割ると、リアルなマンゴーが出てくるという遊び心がある演出。甘いマンゴーともち米という炭水化物の王様たちの組合せ、という危険なデザートを、私たちは時間をかけて完食しました。
バンコクにいると思えないほど静かな一軒家レストランのISSAYAで、至福のブランチ時間でした。おすすめのお店です!
Issaya Siamese Club: 4 Soi Sri Aksom, Chua Ploeng Road, Sathom, Bangkok