祝日が重なった長い週末に、シンガポールからインドネシア・東ジャワに弾丸旅行に行きました。4日間で、ブロモ山、イジェン山とスカマデ・ビーチを回るという急ぎ足の旅程。ふだんの旅行中は、朝遅くに起きる私たちですが、今回訪れた3つの場所はきれいな夜明けの景色で知られる場所だったので、ほぼ毎日夜明け前に起床しました。このポストではその3つの夜明けの景色を紹介。
日の出その1:ブロモ山
東ジャワの聖なる山として知られるブロモ山は、スラバヤから車を4時間強走らせたところにあります。活火山から巻きあがる噴煙と、周辺のクレーターに広がる雲海が、幻想的な景色をつくります。夜明けを見る旅行者は、明け方前にクレーターの外にあるプナンジャカン山などに移動して、暗いうちから日の出を待ちます。
太陽が地平線から顔を出した瞬間、噴煙と山肌が赤く染まります。
日の出その2:イジェン山
2つ目は、ブロモ山と並んで絶景で知られるイジェン山。真夜中に、イジェン山ふもとの1,900m地点からクレーターのある2,799m地点までプチ・ハイキングです。噴火口から噴き出す硫黄ガスが青い炎のように見える「ブルー・ファイヤー」を見るために、真っ暗なうちにハイキングを開始。ブルー・ファイヤーを見た後は、頂上で日の出を待ちます。
紅色に染まる朝もやの中で、重なる山の稜線。
陽がすっかり昇ると、湖面がエメラルド・ブルーニ輝きます。この色は、湖水が高酸性のため。
日の出その3:スカマデ・ビーチ
イジェン山から半日以上車を走らせて、ウミガメを保護しているスカマデ・ビーチへ。この日は、ウミガメを海に放すところを見に行く道中で夜が明けました。朝日がコーヒーやゴムのプランテーションの畑を照らします。とても静かな夜明けでした。
朝日を浴びて、元気に荒海に飛びだしていく子ガメたち。