今年一番の絶景散策路を選ぶなら、迷いなく北海道知床半島のフレペの滝遊歩道。霧に包まれた低い木の林をぬけて、花が咲く広い草原を歩いて、遠くには知床連山を望みながら歩きました。
映画のような景色がつづく遊歩道を、大人の私たちは満喫しましたが、あいにくこの日の息子の乗り気度はイマイチ。半分くらいはお父さんの肩車でした。でも、平坦な遊歩道で、子どもとの散策におすすめです。
子どもと歩いた「フレペの滝湯歩道」
歩いたルート:知床自然センター→フレペの滝展望台→知床自然センター
所要時間:知床自然センターから往復70分。展望台で休憩。
子どもの年齢:2歳7か月
この頃の子どもの歩くペース:大人の3分の1
子どもが歩いた距離:全遊歩道の2分の1
子どもにとっての歩きやすさ:★★★★★
その日の子どもの乗り気度:★★☆☆☆
知床自然センターから出発
スタート地点から400mくらいは、林の下り道。子どもでも歩けるくらいの高さの丸木の階段が続きます。
この日ははじめから子どもの乗り気度がイマイチで、すでに「だっこ!」。(山歩きを嫌いにさせないために)子どもには無理をさせないというモットーのもと、子どもの希望通りだっこで進みます。
林をぬけると広い草原。一気に視界が広がります。霧がでていて、しかも風が吹くと濃い霧が目の前を通り過ぎていって、とても幻想的な景色でした。
子どもに「雲の中にいるみたいだねー」と話していたら、自分で歩く気になったようで、ここから自分で歩きだしました。ここからはずっと平坦な遊歩道。
霧の世界は15分ほどで終わり、その後はきれいな快晴!
フレペの滝に到着
知床自然センターを出発してから、30分くらいでフレペの滝展望台に到着。迫力がある断崖絶壁で、背景には青い海が広がっていました。
フレペの滝は、大人が身を乗りだすと見える程度。当然、子どもにはピンとこない(そして、それはしょうがない)ので、ここでは子ども待望のおやつ時間となりました。
花が咲く草原と、知床連山の絶景がつづく帰り道
往路の頃にはすっかり青空が広がって、最高の散策日和。草原には花が咲き、はるか向こうには知床連山を望める絶景でした。こんなに完璧な遊歩道ってあるのかーと思いながら、大人は満喫。
子どもはというと、しばらく歩いたのちは「おんぶ!」となり、父親の肩車で帰りました。
フレペの滝遊歩道は、最高の景色と歩きやすい足元で、大人も子どもも楽しめるおすすめの遊歩道です。
万が一、この日のうちの子のように子どもが歩くのに乗り気でなくても、平坦な道なので気軽にだっこやおんぶで歩けると思います。