アンナプルナでの3日間登山の2日目。1日目はキムチェ(1700m)から歩き始めて、タダパニ(2720m)泊でした。
氷点下の中で朝日を待つ
タダパニの夜の気温は氷点下でしたが、寝袋に入ってしばらくすれば体はぽかぽか。ぐっすり眠ることができました。
夜明けに朝日を見るために寝袋から出たとたん、氷点下の温度で体は速攻で冷えます。凍えながら朝日を待ちました。昇る朝日が刻々と景色を変えていきます。美しい。
朝日が、山々をピンクのようなオレンジのような色に染めます。山に登るといつも思うことですが、陽が昇る瞬間はいつも太陽と照らされるもののショー・タイムです。
2日目の登山スタート!
朝食後の8時半に、タダパニを出発。氷点下の温度が、夜の間に景色を真っ白にしていました。霜の上を、いつもよりそっと歩きます。
幾つかの村を抜けて、小河を越えて、村々に届ける物資を乗せたロバとすれ違っているうちに、すっかり陽が昇って、穏やかな気温に。ルートはよく整備されていて、歩きやすかったです。
360度見渡せる峰を歩いて、絶景のタプラへ
いくつかの急な傾斜を登った後、360度開けた峰に出て、峰に沿って歩きました。右にも左にも美しい景色が広がっていて、個人的にはこのパートが一番楽しかったです。
峰の最終ポイントのタプラ(3165m)には1時頃に到着。峰の一番高い場所というだけあって、強い風が吹いていました。タプラの後のルートは、ほぼ下り坂。
ゴレパニに到着
2日目の宿泊場所ゴレパニ(2860m)には、2時前に到着。アンナプルナの峰々を前にしてランチしました。
夕方に、ゴレパニからプーンヒルへ夕陽を見に行く
ランチの後、宿で一休みした後に何もせずに夜まで過ごすのももったいないなと思い、夕陽を見るためにプーンヒル(3200m)へ。素晴らしい夕焼けでした。
プーンヒルで日の入りを見た後は、ロッジに戻って夕食。その夜は、韓国人の仲がいい大学生姉弟とラムを飲みながら歓談。楽しい夜でした。
私たちが歩いた3日間のルート
アンナプルナを3日間で歩くというのは典型的なコースではないようですが、ある代理店が5日間のルートのハイライトを切り出して3日間のルートにしてくれました。詳細は、こちらのページで。