ホジャンドに1日だけ立ち寄った時、ホジャンド最大のモスクMosque and Madrasah of Shaikh Muslihiddinに立ち寄りました。正直、ホジャンドの街には、パイシャンバ市場以外にこれと言った見所はありませんでしたが、このモスクの内装がキレイだったのでこの記事で紹介。
ローカルなデザインが美しい内装
ガイドさんによると、この敷地に作られた初めての建物は、12世紀に地元で親しまれた有力者Muslihiddin Khudjandiのお墓だったそうです。その後、増築と破壊と改築が繰り返されたため、敷地内にある複数の建物のデザインはそれぞれ全く異なります。私たちが訪れた時は、残念ながらメインのモスクが改築中でした(2018年9月)。
ウズベキスタンやトルクメニスタンのモスクは、トルコ・エジプトやペルシャの影響をダイレクトに受けたデザインが多い一方で、このタジキスタンのモスクの内装は、梁のデザインや色使いに、何となくチベットやヒマラヤの影響がある感じです。実際、地理的にチベットやヒマラヤに近いことが影響しているのかも。
カラフルな天井とは対照的に、ミフラーブはモノトーンでシンプル。
礼拝の時間にはモスクの敷地の外までお祈りする人でいっぱい
このモスク群は、街の繁華街の中、しかも最も大きいパイシャンバ市場の前にあります。礼拝の時間になると、何処からともなく絨毯を持った男性がたくさん集まりました。その日はちょうど金曜日だったので、お祈りする人たちが敷地の外にまで溢れていました。
モスクを出たら、パイシャンバ市場に立ち寄ったり、広場で待ち合わせしたり立ち話してる人たちに紛れて散策してみてください。
アクセス:ホジャンド市内。歴史博物館から車で10-15分。
過ごす時間:30分
旅のキーワード: モスク